レズビアン関連用語集
レズビアンではない女性のお客様にもわかりやすくまとめたレズビアン用語集です。
「レズセ?フェム?ボイ?中性?タチ?ネコ?リバ?」
レズビアン用語がわからない初心者の方のために、2019年秋にレズっ娘グループが、文筆家の牧村朝子さん協力のもとレズビアン用語をわかりやすくまとめました。※2023年6月に加筆・修正を行っております。
下記のレズビアン用語は、同じ単語でも人によっては捉え方や使い方が異なる場合があります。
また、こちらの用語集は現在では使われていない言葉や、侮辱語・差別語・蔑称として使われてきた歴史をもつ言葉(用語)も紹介しております。予めご了承下さい。
レズ風俗レズっ娘グループは18歳以上で戸籍が女性の方ならレズビアン用語がわからない方でもご利用可能です。
なお、レズ風俗をご利用頂く上で下記のレズビアン用語を全て覚える必要はありません。
レズビアン用語
レズビアン ビアン レズ レズセ バイ パン ヘテロ ノンケ ゲイダー バイキュリ セクシュアリティ セク ノンセク アセクシャル アロマンティック リスセクシュアル リスロマンティック タチ ネコ リバ ボイ フェム 中性 ~寄りの~ 床(とこ) イケレズ カミングアウト(カムアウト) クローゼット アクセプタンス アウティング 隠れビアン フォビア ファッションレズ、似非ビアン、なんちゃってレズ、なんちゃってビアン 既婚ビアン・主婦レズ ノンケキラー 誘いネコ バリリバ(完リバ) ジャリタチ ライフスタイルレズビアン リップスティックレズビアン バニラ サッポー レスボス島(ミティリニ島、ミティーリニ島) 御神酒徳利 女知音 男女(おめ)、男女さん、お目さん 貝合わせ ディルド 互形 ト一ハ一 Lの世界(海外ドラマ) さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(マンガ)
- レズビアン
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女性同性愛者や女性の同性愛の意。
レズビアンとは、恋愛的、性的に女性に惹かれる女性のこと。
英語圏でも一般的には lesbian (レズビアン)と呼ぶ。
レズビアンの語源は、女性への愛をうたった古代ギリシアの女性詩人サッポー(Sappho / Σαπφώ)が生まれた島、レスボス島(Lesbos / Λέσβος)である*6。
もともとレズビアンという言葉は、単に「レスボス島のもの」「レスボス島の住人」を意味する。
ところが、まだ同性愛という言葉がとても公に口にできるものでなかった1883年、アメリカの医師が「性的倒錯の実例」という論文に、女性同性愛をさして「レスボス島の愛(The Lesbian love)」と記述*7。
続いて日本の書籍でも1960年、ドイツ語文献を翻訳する形で「レスボス島の愛」という表現が使われた*8。
こうした経緯から、「レズビアンという言葉をレスボス島住民の手に取り戻せ」と、2008年には島民の一部が訴訟を起こしたが、敗訴した*9。
レスボス島ではなくサッポーの名前にちなみ、イギリスの作家ヴァージニア・ウルフは「サフィスト(Sapphist)」という言葉を使っている*10。
他、ギリシャ語の発音に従った言い方として「レスビアン」(※スに濁点がつかない)もある。
- ビアン
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女性同性愛者の意。
「レズ」という略称は侮蔑的に使われてきたため、呼称への抵抗感から、日本のレズビアンが90年代以降使い始めたスラング(隠語)として用いられる。 - レズビアン当事者の方の事を『ビアン』や『ビアンさん』と呼ぶこともあります。
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『完ビ(かんび)』・・・完全なレズビアン(女性同性愛者)の略称。完ビアンとも真性レズビアン、真性レズ、真性ビアンとも言う。
『ガチレズ』・・・女の子しか眼中にないような様子。要するにレズビアンである事がほぼ確定的に明らかな様。 - レズ
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女性同性愛者や女性の同性愛、女性同士の性行為の表現などの意。
レズとはレズビアンの略称で同意語です。
「レズ」という言葉には、蔑称として1970年代から2010年代前半にかけては、「レズ疑惑」*1「レズ事件」*2「レズ殺人」*3など、ネガティブな言葉と結びつけるゴシップ報道がありました。こうした経緯から、「レズ」と呼ばれることを拒む方もいます。
女性同性愛や女性同性愛者を指す言葉としては、正式名称ではないため、公的な場では避けるべき表現です。
しかしながら現在では、「レズ」という言葉を自分達の手に取り戻し、ポジティブな意味に塗り替えていこうという流れも見られます。
一方、女性同士の性的な行為の表現としてポルノ作品やアダルト業界のジャンル名として使われてきた歴史もあります。
なお、女性同士の性行為の表現などの意味としての「レズ」は大手AVメーカーの作品ジャンル名として使われています*4*5。 - レズセ
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女性同士の性的行為の意。
レズセとはレズビアンセックス、又は、レズセックスの略称。
レズセの対象者は、女性同性愛者(レズビアン)に限らず、いわゆるバイやストレートでもお互いが女性であれば成立する。主にSNSや出会い系サイトなどで肉体的、性的な出会い(レズセ)を求める場合や百合などの関連作品において隠語的な意味合いで使用される場合がある。 - バイ
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両性愛者の意。
バイとはバイセクシャル(Bisexual)の略称です。
男性にも女性にも、恋愛・性欲を抱く可能性をひらいている、というあり方。
しばしば「同性愛か異性愛か決めていない状態」という誤解を受けてきた。
バイセクシュアルは、状態に関わらず、「個人が自分を何者だと思うか」というアイデンティティの用語であるため、誰かと交際したり結婚したりしても、個人がバイセクシュアルでなくなる、ということはない*11。
もともとはアメリカ発祥の概念で、「人間のあり方は同性愛・異性愛・その他というように分けられる単純なものではないのでは」と考えた精神科医、フリッツ・クラインの『バイセクシュアルという生き方』という書籍をきっかけに広まった*12。
- ヘテロ
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異性愛、異性愛者の意。
ヘテロセクシュアリティ(英:heterosexuality)又はヘテロセクシャルの略称。 男性と女性の間での親愛や性愛や異性愛の性質を持っている人を異性愛者をヘテロ(ヘテロセクシュアリティ)という。 また、同性愛者たちが異性愛者を呼称するときには、ストレート(英:straight)、ノンケといった用語を使用する場合がある。 - ノンケ
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異性愛者の意。
「その気(ケ)がない」を語源とし、英語の「non」と日本語の「気(ケ)」を組み合わせた言葉です*13。
その他、ストレートやヘテロなどとも同義語。 - パン
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汎性愛者、全性愛者の意。
パン、パンセクとは、パンセクシャル(Pansexual)の略称。 別名、オムニセクシャル(Omnisexual)。
パンセクシャルがギリシャ語由来、オムニセクシャルがラテン語由来というだけで、意味は同じ。
「恋愛・性欲を抱く相手の性別は関係ない」というあり方を指す。 「バイセクシュアル」は「性別は男と女。そのどちらも恋愛感情や性欲の対象になりうる」という男女二元論的な見方の表現であるのに対し、「パンセクシュアル」は「性別は関係ない、男も女もそれらに当てはめられない人もいる」という性別多元論に立った表現である。
当店は18歳以上の戸籍が女性の方でしたらパンセクの方もご利用可能です。
- ノンセク
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非性愛者。ノンセクシュアルの略称。
他者を恋愛感情の対象とはするが、性欲の対象とはしない、というあり方*16。
- アセクシュアル
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無性愛者。
Aセク、Aセクシュアル、アセクシャル、エイセクシャルともいう。
「他者に対しての恋愛感情は有り得ても、性的欲求を抱かない」性質のこと
他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない人。
つまり、ノンセクシュアルの中でさらに【恋愛感情さえも持たない人】がアセクシュアルとされる。 - アロマンティック
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アロマンティック・セクシュアルともいう。
アロマンティック(英語:aromantic)とは、性的欲求の有無に関わらず、恋愛感情を抱かないタイプの人を指します。
アロマンティックとアセクシュアルとの違いは、性的感情を抱くか否かである。 - リスセクシュアル
- リスセクシュアル(lithsexual)とは、「他人に性的な感情を持つが、性的な感情を持たれたくはない」という人を指します。
- リスロマンティック
- リスロマンティック(Lithromantic)とは、相手に恋愛感情を持つものの、相手から恋愛感情を持たれることを望んでいない人を指します。
- セクシュアリティ
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狭義の性的行為だけでなく、性と欲望にかかわる人間の活動全般を指す語。
ただしこの語は「セックス」や「ジェンダー」と複雑に絡み合っており、厳密な定義は困難である。セックスは生物学レベルの営みを、ジェンダーは文化的性差を指すとされるが、セクシュアリティはそのどちらをも含み、生殖、快楽、恋愛、自己表現といった多様な領域にまたがっている。
つまり、セクシュアリティとは、人間における性的な感覚や感情の表現様式、人間同士の性を介しての親交、また性を通じてのアイデンティティの表現や、更に、性の影響を受けたり、性に基づく人間存在の表現様式を意味する。 - セク
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セクシュアリティの略。
セクシュアリティは、主に性的指向等を指す場合になるが、レズ用語としてセクと略す場合は、もう少し踏み込んでカテゴライズし『性的区分』や床思考(女性同士の性行為の役割)、「ボイ/中性/フェム」(見た目やふるまいが男性的か女性的か)「タチ/リバ/ネコ」(恋愛・性愛において能動的か受動的か)の尺度を指す言葉として使用される場合が多い。
「女性同士の性行為の役割」や「女性同士のカップルにおける役割」など、自己紹介の際などで使用する。 -
-
レズ用語で使用する場合はタチ、ネコ、リバのどれかで応えるのが基本ですが、タチ寄りのリバ、ネコ寄りのリバ、ノンセクシュアル、Aセクシャル、バイ、完ビなど答え方は人によって多様
また、一般的に『見た目やファッションのタイプ』のボイ(ボーイッシュ)やフェム、中性を合わせてボイタチ、ボイリバ、ボイネコ、中性タチ、中性リバ、中性ネコ、フェムタチ、フェムリバ、フェムネコといった組み合わせで使用される場合が多い。
【使用例】『私のセクは、完ビのフェムリバでネコ寄りです。好きなタイプは年上でセクは中性タチかボイタチの方です。』 - タチ
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一般的には同性同士の性行為で男役(能動的)な側。
類義語として『攻め』で、対義語は『ネコ』です。
【使用例】フェムタチ、中性タチ、ボイタチ、リバのタチ寄り、床タチ等
なお、見た目がボイ(男性的)だからといってタチとは限りません。フェムタチ(フェムのタチ)の方も多いです。 - タチの語源は、歌舞伎の成人男性を意味する『立ち役(たちやく)』からという説が有力とされています。他にも『太刀(タチ)』を男性器に見立てたとする説などもあります。
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『バリタチ』・・・女性同士の性行為において完全に攻めの側。(対義語:バリネコ)
『スカタチ』・・・女性同士の性行為で攻める側で、且つ、スカートをはくなどフェミニンな衣装を好む人。
現在ではフェミニンな衣服=スカートとも限らないことから同義語のフェムタチと言うことが多い。(対義語:ズボネコ、ボイネコ) - ネコ
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一般的には女性同士の性行為で女役(受動的)な側。
類義語として『受け』で、対義語は『タチ』です。
【使用例】フェムネコ、中性ネコ、ボイネコ、リバのネコ寄り、床ネコ、誘いネコ等
なお、タチ同様、見た目だけでネコとは限らず、ボイネコ(ボーイッシュなネコ)の方もおられます。 - ネコの語源は、寝る子を意味する『ネコ』からという説や、女性器の隠語『プッシーキャット(英:Pussy Cat)』からという説、その他、工事現場などで使われる一輪車『ネコグルマ』を引いている姿からといった説などがあります。
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『バリネコ』・・・女性同士の性行為において完全に受け身の側。(対義語:バリタチ)
『ズボネコ』・・・女性同士の性行為で受身側で、且つ、ズボンを履くなどボーイッシュな服装を好む人。現在では同義語のボイネコと言うことが多い。(反対語:スカタチ、フェムタチ) - リバ
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リバーシブル(英:Reversible)の略。
タチにもネコにもどちらにもなれる方を言います。
【使用例】フェムリバ、中性リバ、ボイリバ、リバのタチ寄り(リバタチ)、リバのネコ寄り(リバネコ)、完リバ(バリリバ)など。 -
『ネコ寄りのリバ』・・・リバでもどちらかといえばネコに回ることが多い場合。リバネコ
『タチ寄りのリバ』・・・リバでもどちらかといえばタチに回ることが多い場合。リバタチ - ボイ
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ボーイッシュ(英:boyish)の略。
見た目やファッション、振る舞いが少年的・男性的な方のこと。
「ボイタチ」「ボイリバ」「ボイネコ」と略して使用します。(対義語:フェム) - 『ブッチ(英:Butch)』・・・「タチ」又は「ボーイッシュ」に近い意味として使われる。
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『ダナー』・・・肉体は女性であるが、男性的な気質が強く男性的な振る舞いを好む人。
「ダナ」と略す場合もある。ボーイッシュの類義語
『ダナーズ』・・・ボーイッシュが好きなボーイッシュ、ボーイッシュ同士、ダナー同士付き合っているカップルのことをいう。(類義語:ホモビアン、ボイ×ボイ) - フェム(英:Femme)
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フェミニンの略称で見た目やファッション、振る舞いが女性的な方のこと。
「フェム系」「フェムタチ」「フェムリバ」「フェムネコ」と使用します。(対義語:ボーイッシュ)
北米などではFemmeは「ブッチ(英:Butch)」の対義語として使われ、カップルにおいて女役と見なされる方をさすようです。 -
『フェム×フェム』・・・自身がフェム系であり、恋愛対象もフェムのみの場合やそのカップルのことを略称的に用いる言葉。類義語:ビッフェ
『ビッフェ』・・・Bian as Feminine for Feminine の略で、自分自身がフェムで、なおかつ恋愛対象としてフェムを求める人。「フェム×フェム」という表現が一般的である。 - 中性
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見た目やファッション、振る舞いが、中性的な方のこと。
レズビアン用語における「中性」とは、後述の自身の性別が男女いずれでもないという「中性」「無性」の立場をとるFtXやXジェンダーとは異なり、単純に見た目を基準とし「中性タチ」「中性リバ」「中性ネコ」という表現をします。 - ~寄りの~
- 自己紹介などで、性的区分(セク)が『○○だけど、どちらかというと○○寄り』といった場合に用いられる。
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『ネコ寄りのリバ』・・・リバでもどちらかといえば、ネコに回る場合が多い場合に用いるセク。リバネコとも呼ばれる
『タチ寄りのリバ』・・・リバでもどちらかといえば、タチに回る場合が多い場合に用いるセク。リバタチとも呼ばれる -
『ノンケ寄りのバイ』・・・バイでもどちらかといえば、ノンケ寄りの場合に用いるセク
『ビアン寄りのバイ』・・・バイでもどちらかといえば、ビアン寄りの場合に用いるセク
その他、『ボイ寄りの中性リバ』、『トラ寄りのボイタチ』や『Aセク寄りのフェムネコ』など - 床(とこ)
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床というのは、一般的にHが上手いこと、上手い人を隠語として床上手というように、Hの経験やHそのもののことを言う。
『床経験アリ』・・・女性同士のHの経験があるといった意。
『床ネコ』・・・Hの際、ネコ側にまわること。【使用例】見た目はボイタチだけど床ネコ
『床タチ』・・・Hの際、タチ側にまわること。【使用例】見た目はフェムネコだけど床タチ -
『床思考』・・・床思考とは、Hの時にタチネコどちらかという意味。セクに近い
【使用例】自分はフェムタチ床思考・・・自分は見た目フェムで(ネコっぽいけど)Hの時はタチだよ床的に考えて
レズビアンのタチネコの判別のひとつとして、普段の振る舞いや言動、見た目の格好などからタチっぽさ、ネコっぽさを求める人と、Hの時だけタチネコリバの属性を求める人がいて、床思考は後者で使われる。 - イケレズ
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イケてるレズビアンの略称。その他、イケボイやイケタチなども使うがイケフェムなどは聞かない。
『イケボイ』・・・イケてるボーイッシュの意味。さらに略して『イケボ』とも言う。
『イケタチ』・・・イケてるタチの意味 - カミングアウト(カムアウト)
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自らのセクシャリティ(性的指向)を家族や周囲に自ら公表すること。
カミングアウトは自らが同性愛者であることを確認した上で、それを自分や周囲に隠さず素直に生きることを指す。
『カムする』・・・同性愛者の人が、自分が同性愛者であることをうちあけること。 - クローゼット
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自身の性的指向や性自認を家族や周囲に公表していない状態、隠している状態。
知り合いや当事者間でカムしていて、家族にはクローゼットの状態の人も多い。 - アクセプタンス(英:Acceptance)
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アクセプタンスとは、自分がレズビアンやゲイであることを受け容れ、自己承認すること。
自分が同性愛者と自覚しはじめた初期段階において、少なからずの者が自己嫌悪や自己否定の感情に苛まれることがあるとされる。
カミングアウトの一つ前の段階で、セクシュアルアイデンティティ(性自認)を自己肯定するための大切な過程とされる。 - アウティング
- 他人が当事者本人の同意なくセクシャリティ(性的指向)等を第三者や周囲に暴露すること。
- 隠れビアン
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レズビアン当事者が、周囲にカム(カミングアウト)していないクローゼットの状態や、周囲にレズビアンという事が知られてないこと。
また、単に周囲が知らないだけの場合や、当事者本人があえてカムしていない場合など。
ビアンだけに限らず、男性と結婚していたり(後述の既婚ビアン、主婦レズ)、男性と付き合っている場合などバイセクシャルを含む場合もある。
実際にノンケだと思っていた人が、実はレズビアン(バイセクシャル)だった。というケースは結構あります。 - フォビア(phobia)
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直訳すると「恐怖症」。セクシュアリティ用語としては、特定の性のあり方について、理解しようとせず、良くないものと決めつける態度のことをいう。
例としては、
・ホモフォビア(同性愛嫌悪)
・トランスフォビア(トランスジェンダー嫌悪)
・レスボフォビア(レズビアン嫌悪)
・バイフォビア(バイセクシュアル嫌悪)
など。 - ファッションレズ、似非ビアン、なんちゃってレズ、なんちゃってビアン
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基本的には、本当はレズビアンではないのに自らをレズビアンと偽称する女性の事。(似非ビアン)
単なるファッション感覚や興味本位で自称したり(ファッションレズ)、もしくは、一度はレズビアンの世界に足を突っ込み恋愛的な行為や発言をしながら、男性と付き合ったり、結婚したり、レズビアンとしての生き方を貫かない女性を侮蔑的に呼ぶ表現。 - 既婚ビアン・主婦レズ
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男性と結婚しているレズビアン、又は、バイセクシャルの女性の意。
当事者からは「男性(旦那)と二股をかけている(かけようとしている)」という侮蔑的な意味を込めて使われる場合が多い。
男性と結婚する理由としては、いわゆる世間体や実子が欲しいといった理由のほか、バイセクシャルで好きな男性ができた、結婚後に自らのセクシャリティに気づいた、個人的信念、経済的な理由などが考えられる。 - 当店では男性と結婚されている女性も大歓迎です!
- ノンケキラー
- ノンケを落とすのが上手なビアン(バイ)のこと
- 誘いネコ
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性行為で受動的な側(ネコ)であるが、ただ受け身に時を待つのではなく行為が始まるよう仕向けるために積極的に誘いをかけるネコ。
いざ行為が始まってからは受け身になる。甘え上手な人が多い。 - バリリバ(完リバ)
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タチネコ(受け攻め)両方が完全にできるリバのこと。
タチネコどちらにも偏らない。基本的にどちらもできるが相手によってタチネコどちらかに決まる。
要は相手のセクに合わせられるリバ。 - ジャリタチ
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子供っぽいボイタチ
当事者からは、特に若い非常識・粗暴・無神経なボーイッシュ(中性)のビアンを示すネガティブな言葉として使われる。 - ライフスタイルレズビアン
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完ビ・真正ビアンなどとほぼ同じ意味で究極形
男性と交際したり経済的・精神的に依存をせず、女性と公然と同棲したりしてレズビアンとしてのライフスタイルを送る女性。
男に依存しない生き方を積極的に選び取った女性同性愛者に対して、肯定的に使われる。 - リップスティックレズビアン
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化粧をするビアンをリップスティックレズビアンといった。
タチネコリバは問わないがフェムのことが多い
特にボーイッシュの当事者などは他に比べてすっぴん率が高かったため、化粧するレズビアンのことをいったが、現在、日本ではほとんど使用されない。 - バニラ
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「変態的でない、プレーンな、アイスクリームのバニラ味みたいにありふれた」性行為のこと。
特にゲイカルチャーにおいては、「肛門への挿入行為を伴わない性行為」を暗に意味することが多い。
しかし、性行為において何が普通で何が変態かというのはもちろん個人の感覚によって違う。
2019年の「VICE」による調査では、バニラ的であるとされた単語のトップ5が「正常位・オーラルセックス・後背位・手淫・ベーシック」だったが、反対に「オーラルセックスは変態行為」と答えた回答者もいた*19。 - サッポー(サッフォー、英: Sappho)
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サッポー(紀元前7世紀末 ? 紀元前6世紀初)は、古代ギリシア時代、レスボス島に住んでいた女流詩人。
サッポーが、彼女の選んだ若い娘しか入れないある種の女学校をレスボス島に作りました。
彼女は、女神アフロディーテをたたえる讃歌や、女性に宛てた官能的な恋愛の詩を多数作り、古代において恋愛詩の女流詩人として有名になりました。
一度、男性と結婚し女の子をもうけましたが、女性に宛てた恋愛詩は男性へのそれより多いそうです。
サッポーは、非常に女性同性愛と結びつけられやすかったため、現代でもSapphic(サッポー風の)は女性同性愛者を、Sapphism(サッフィズム)は、女性同性愛を示す言葉として用いられることもあるようです。 - レスボス島(ミティリニ島、ミティーリニ島)
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レスボス島(英: Lesbos)は、エーゲ海の北東部、トルコ沿岸に位置するギリシア領の島。
英語で「レスボス島に住む島民(レスボス人)」のことをLesbianと表記されますが、これは女性同性愛を意味する"Lesbian"と全く同じつづり。
なお、女性同性愛という意味でのLesbianism(レズビアニズム)という言葉は、1870年から記録があり、20世紀以降、レズビアンという言葉は、世界各国に借用され広まりました。
こうしたことから、レスボス島、とくにサッポーの生誕地である都市エレソス (Eresos) はレズビアンにとっての観光名所にもなっているようです。 -
ただし、地元、レスボス島民の一部からはあまり歓迎されていないみたいです。
島の名についても「レスビアン」につながる「レスボス島」の名は避けられ、中心都市ミティーリニの名を借りて「ミティーリニ島」と呼び替えることが地元では一般的になっているそうです。
2008年には、"Lesbian"という正統な呼び名を奪われたことによりレスボス島民の一部が、権利と尊厳を損なわれているとして、島民を中心とするグループが、ギリシャ国内のLGBT団体「ギリシャ・ゲイ・レズビアン連合」(Greek Gay and Lesbian Community、OLKE)を相手どり、団体名から Lesbian の語を削除することを求める訴訟をアテネの裁判所に起こしました。*9
なお、裁判所は島民たちがこの名称によって侮辱されたと感じる理由はないとして訴えを棄却されたとのこと - 御神酒徳利(おみきとっくり)
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神前に御神酒の徳利を、同じもの二つを一組として供える習慣から「いつも仲良く連れ立っていること」、転じて「レズビアン」を指す隠語となった*20。
戦前から使われていたが、現在ではほぼ死語となっている。 - 女知音(おんなちいん)
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女性同士の仲睦まじい様子。
「知音(ちいん)」はもともと遊里の言葉で、「太夫(たゆう/最高位の遊女)の馴染み客指す*21。現代の用語でいう「太客」。
また、「親が認めない事実婚の妻」のことを「知音女房」とも言った*22。
転じて、「遊女に入れあげる女性の知音」→「女性同士の仲睦まじい様子」という意味になった。
古語辞典に載るほど古い言葉で、用例としては、1693年・井原西鶴「浮世栄花一代男」の「局々を眺め廻れは、それぞれに女知音して(=部屋ごとに見て回ったが、それぞれ女同士でいちゃついていて)」が挙げられる。現在ではほぼ死語。 - 男女(おめ)、男女さん、お目さん
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おめ、おめさん
女性同性愛、女性同性愛者を指す。また、女性が愛する女性を呼ぶ隠語として「(わたしの)おめさん」と表現する場合もあった。
「おめさん」という言葉は同じでも、表記により様々なニュアンスが加えられた。
「オメ」「男女さん」表記の場合、女性同性愛者を蔑んで言うことば。
1916年(大正5年)に書かれた岡本綺堂のシャーロック・ホームズに影響を受けた日本最初の岡っ引捕り物小説「半七捕物帖(五)「唐人飴」」の中で、酒屋の奥さんがお店に男弟子を取らずに女弟子ばかり取る。これにはわけがあって、奥さんは女性をだますのが上手で女弟子を本当の情婦にしてしまいます。昔はそういう女性を『男女(おめ)』とか『男女さん』と云っていました。とあります。*23
「お目」「お目さん」表記の場合は、明治〜昭和初期の女学生言葉で、女性同士の深い絆を指すポジティブな表現であった。
言葉の由来は「二人の愛成ってお目出たい(おめでたい)」「お目にかかったが愛の緒(いとぐち)」「オヨメに近くて優しく聞える」などと言われている*32。学習院女子部から広まったという説がある*33。 - 貝合わせ
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貝合わせ(かいあわせ)は、女性同士の性行為の一種。
女性器同士を直接擦り合わせる性行為(素股)を指す。
双頭ディルドやペニバンを介して行う結合行為とは異なる。
男女間の性行為やディルド・ペニバンを使用した場合のような感覚とは違うが、感度が良く腰使いが上手な女性同士が行った場合、各女性器から溢れる愛液がローションの役割を果たし、その上で性感により硬くなっているクリが擦り合うことで、女性同士のみの快楽を得ることが出来る。
なお、当店での貝合わせについては、衛生上、実際には、局部や粘膜同士が触れ合わないようにすることも可能です。
※局部や粘膜同士が触れ合う貝合わせについては、全面禁止ではありませんが、キャストの判断にてお断りさせて頂く場合が御座います。予めご了承下さい。
語源は、貝殻同士を合わせる平安時代から伝わる遊び「貝合わせ」から。 - ディルド
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次のようなバリエーションがある。
・双頭ディルド
二本のディルドがそれぞれ逆向きで一本に繋がっており、二人で同時に挿入して楽しめるもの。
・バイブレーター(バイブ)
電動モーターを内蔵し振動するもの。
・ハーネス
ディルドを股間に固定するベルト状の道具。ハーネスとディルドを組み合わせた状態をペニバン(ペニスバンドの略)とも呼ぶ。
・ハーネスブリーフ、ハーネスボクサー、ハーネスパンティ
ディルドを股間に固定するための穴が開いている下着。
・ストラップレス
根元を膣に挿入し、陰茎を模した部分を前に突出させることで、ハーネスがなしでディルドを固定するもの。 - 互形(たがいがた)
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葛飾北斎の「魂胆遣曲道具」という作品には、江戸時代のアダルトグッズが描かれており、そのうちの「女嶋互形(にょがじまたがいがた)」が現代の双頭ディルドとほぼ同じ形状をしている。
お湯で温め、人肌に近づけて使用したと言われる*24。 - ト一ハ一(といちはいち、と一は一)
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レズビアンの意味というよりは、むしろ女性同士の性行為を意味する。
女性相姦の近代語(江戸時代)*25。現在ではほぼ死語となっている。
『上下』という言葉の『上』という字を『ト』と『一』、『下』を『ハ』と『一』に崩して読む。 - Lの世界(海外ドラマ)
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『Lの世界』(原題 : The L word)は、アメリカ・カナダ共同制作によるテレビドラマシリーズ*26。
2004年から2009年、第6シーズンまで70エピソードが制作された。
物語は、ロサンゼルスを舞台に、レズビアン、バイセクシュアル、FtMトランスジェンダーといった様々な性のあり方の人々の人間模様を群像劇として描くもの。
ホームパーティ、ショウビジネス、ラスベガスにアートギャラリーと、華やかなウエストコーストのライフスタイルを映し出している。
日本での配給会社は20世紀フォックス。FOX Lifeにて2006年1月8日より放送、セルDVD第1巻の発売は2008年2月*27。 - さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(マンガ)
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『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(英題:My Lesbian Experience With Loneliness) は、永田カビ先生の実録コミックエッセイ。
2015年7月21日にイラスト投稿SNSサイトPixivにて『女が女とあれこれできるお店へ行った話』が投稿され、その後閲覧数480万超!
2016年6月17日コミック化!『このマンガがすごい!2017』第三位!発行部数22万部(2017年現在)
- 姉妹店レズ風俗ティアラは、こちらの『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(イーストプレス)及び、その続編の『一人交換日記』(小学館)のモデルとなったレズビアン風俗店です。
海外のレズビアン用語
サッフィズム ダイク ブッチ カーペットリッカー トリバディズム シザーシスターズ ヴァジタリアン チャプスティックレズビアン スタッド ピロウクィーン ピロウプリンセス ティットキング ゲイシャ ハズビアン LUG、BUG ビアセクシュアル フォウモセクシュアル セレズビアン メイレズビアン ユーホールレズビアン ゴールデンペニス ゴールドスターレズビアン レズバルス
- サッフィズム(英:Sapphism、サフィズム)
- レズビアンの異称。古代ギリシャの「レズビアン」の語源となった『サッポー』の故事より。
- ダイク(英:Dyke)
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レズビアンの意。
もともとはレズビアンの蔑称。今は主に欧米で男っぽい見かけのレズビアン(ボーイッシュや中性)に対して使われる。(類義語:ブッチ/対義語:フェム)
今でも「レズビアン」の意味で「ダイク」と言われることがある。
アメリカのLGBTプライドパレードでは、バイクに乗ったダイクたちがパレードを先導する「ダイクス・オン・バイクス」という伝統もある。
主に欧米で使われる用語で、現在の日本ではめったに使われない。 - ブッチ(英:Butch)
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日本語の「ボイ」にあたる言葉。
ダイク(英:Dyke)同様、英語圏で使われる言葉でレズビアン全体を指すこともある。
「タチ」又は「ボーイッシュ」に近い意味として使われることもあり、このときはフェムの対義語として使われる。
日本で使われることはほとんどない。 - カーペットリッカー(英:Carpet licker)
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レズビアンの意。
直訳するとカーペットを舐める人。
女性の陰部を、毛が生えたカーペットに見立てた表現とのこと。
アメリカのギャグアニメ「サウスパーク」(1997)の、シーズン1・エピソード11に由来する。
小学4年生の男の子・カートマンが、「レズビアンはカーペットを舐めるのが好き」と母親から聞き、友人たちとカーペットを舐め始め、「3時間もカーペットを舐めてるけど全然レズビアンな気がして来ないぜ!」というオチ*28。 - トリバディズム(英:Tribadism)
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女性同士が陰部を接触させる行為(貝合わせ)の意。
レズビアンという意味もある。
古代ギリシャで「淫婦(巫女)」という意味のトリバスからと言った説、ギリシャ語「擦る」というTribosが語源ともいわれる。
略語:トリバディ(トリバヂー)。
- シザーシスターズ(英:Scissor sisters)
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レズビアンの意。
直訳するとハサミ姉妹、貝合わせをする女性同士から。
その他、貝合わせは、シザーズキッシング(英:Scissors kissing, ハサミのキス)、ハムスターグラップリング(英:Hamster grappling、ハムスターの格闘)、プラウンレスリング(英:Prawn wrestling、 海老のレスリング)などと呼ばれるそうです。 - ヴァジタリアン(英:Vagitarian)
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レズビアンの意。
「菜食主義者(ベジタリアン)」と「女性器(ヴァジャイナ)」から - チャプスティックレズビアン(英:Chapstick lesbian)
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健康的で少年っぽい、あまり化粧しないレズビアンの意味
海外で有名なリップクリーム「チャプスティック」をつけるレズビアン
対義語として、化粧をするフェミニンなビアンを意味するリップスティックレズビアン。 - スタッド(英:Stud)
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イカツイ系のボイタチ。
直訳すると種馬。 - ピロウクィーン(英:Pillow queen)
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Hの時に相手に攻めさせて、自分は何もしない我侭なネコ。
直訳するとまくらの女王。 - ピロウプリンセス(英:Pillow princess)
- ピロウクィーンよりももっと甘えてくるようなネコ。
- ティットキング(英:Tit King)
- 巨乳好きのレズビアン。
- ゲイシャ(英:Gaysha)
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アジア人同性愛者の意。
「ゲイ」と「芸者」をかけた造語。
- ハズビアン(英:Hasbian)
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今は異性愛者(ストレート、ノンケ)である元レズビアン。以前、レズビアンだった人
Has beenとLesbianを合わせた俗語表現。侮蔑的なニュアンスで使われることが多いようです。
ちなみに海外ドラマLの世界では、吹替版は「ビアンくずれ」、字幕版だと「脱ビアン」と訳されていました。 - LUG、BUG
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「卒業するまでレズビアン(LUG)」「卒業するまでバイセクシュアル(BUG)」の意味。Lesbian/Bisexual Until Graduationの略。
「卒業するまでゲイ(GUG)」もある。 - ビアセクシュアル(英:Beersexual)
- お酒に酔った時だけレズビアン(っぽい絡み方をしてくる人)の意味*29。
- フォウモセクシュアル(英:Fauxmosexual)
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本当は同性愛者じゃない人の意。
フランス語の偽のという意味のFaux(フォウ)と「ホモセクシュアル」をかけた言葉*30。 - セレズビアン(英:Celesbian)
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直訳するとセレブのレズビアン。
注目を集めるためにレズビアンと偽称するセレブ(似非ビアン)のことも含み、ファッションレズなどに近い意味として皮肉として使われる場合もある*31。 - メイレズビアン(英:Malesbian)
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自分で自分をレズビアンだと思っている男性のこと。男性を示すMaleと、レズビアン(lesbian)をくっつけた言葉。
もともと男性側から「自分はメイレズビアンだ」と名乗ったわけではない。
「英語圏のレズビアンの間で、自分はレズビアンだ、と言って近づいてくる男性をメイレズビアンと呼び始めた」という経緯で生まれた。
1994年から続くイギリスのレズビアン&バイセクシュアル女性向け雑誌「DIVA magazine」は、メイレズビアンのことを「自分で自分をレズビアンだと思っている、無害だけどちょっぴりブキミなストレート男性。だいたい誤解」と解説している*34。
一方フランスでは1978年、男性作家フランソワ・クプリーにより「僕はレズビアン(原題 : Je suis lesbien)」という手記が発表されている。「女性のヴァギナに、私の膨らんだ棒を差し入れながら、私はしばしば物憂い想いにとらわれる。この暴力に、課せられる義務に」という書き出しで始まり、レズビアンであることは「男性であるか女性であるかに関わらず、無欠の虚空であること。何か他のものをもってして満たされることを待たない、無欠の虚空であること」とする最終章で結ばれている*35。 - ユーホールレズビアン(英:U-Haul lesbian)
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出会った直後に同棲するなど、あまりにも急展開の交際をするレズビアンをからかって言う表現。
「ユーホール」とは、自力で引越しする人にトラックをレンタルする会社の名前。
1990年代初頭、オープンリーレズビアンのコメディアンであり、ドラマ「Orange is the new black」でビッグ・ブー役を演じたリー・デラリア(Lea DeLaria)が、「二度目のデートにレズビアンが持ってくるものなーんだ?……ユーホールの引っ越し用トラック」というジョークを言ったことから広まったと言われている*36。 - ゴールデンペニス(英:Golden penis)
- レズビアン当事者に対して「俺とヤれば(レズビアンが)治るよ!」等と言う男性のことを皮肉をこめて使う*37。
- ゴールドスターレズビアン(英:Gold-star lesbian)
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今まで一度も男性経験のない、いわゆる処女のレズビアン。金の星(Gold-star)
ただしこの用語については、「男性経験の有無で人を判断することそれ自体が異性愛中心主義的だ」「まるでバイセクシュアルの人々を見下すような表現だ」という批判も上がっている*37。 - レズバルス(英:Lesbarus)
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レズビアン当事者の乗るスバルの車
米スバルは、自動車会社として初めて 同性パートナーに一定の権利を認める制度(ドメスティックパートナーシップ制度)を社内で確立させ、また、著書『Being Myself』の中でレズビアンであることをカミングアウトした 女子テニス界のレジェンド「マルチナ・ナブラチロワ」選手を広告塔に起用した事など、LGBTコミュニティ、特にレズビアンから絶大な支持を得た。 そのためスバルの車(レガシー、アウトバックという車種)をレズビアンカーという意味で 「レズバルス(Lesbarus)」「Lesbaru(Lesbian+SUBARU)」と呼ぶ表現が生まれた。 なお、米国のSUBARU社による調査では、「レズビアンがSUBARUの車のオーナーになる率は異性愛者の4倍」であったという*38。
トランスジェンダーと性同一性障害
当店では総称させて頂き『トランス』と呼んでおります。
トランスのお客様は、お客様の戸籍やキャストやコースによってはご案内出来ない場合が御座います。
また、見た目で判断出来ない場合は、性別のわかる身分証(保険証や住民票など)と顔写真付きの身分証明書(免許証など)の2点のIDチェックを行う場合が御座います。
予めご了承下さい。
性同一性 性同一性障害(GID) 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律 トランスジェンダー シスジェンダー FtM FtX Xジェンダー MtF MtFビアン ノンホル/ホル済み ノンオペ/オペ済み GID診断済み
- 性同一性(英:Gender Identity)
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性同一性とは、自分が自分の性別についてどう感じるかということについての、一貫性を持った感覚のこと*39。
性の同一性、性別のアイデンティティ。原語は“Gender Identity" (英: gender (性) - identity (同一性) )、カタカナ表記でジェンダー・アイデンティティとも。
また、Gender Identityの日本語の意訳として「性自認」もよく用いられる。 俗に「心の性」と表現されることもあったが、この表現では「個人の中に第三者が客観的に判別できる『心の性』というものがある」という誤解を生んでしまう。性同一性(Gender identity)は、あくまで「本人が自分をどう思うか」という自己認識・アイデンティティにまつわる概念である。「心の性」は科学的概念ではなく、日本語訳の際に生まれた俗語表現といえる。 - 性同一性障害(Gender Identity Disorder, GID)
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生まれた時に診断された性別と、本人が自認する性別との間に不一致がある状態について、日本の行政の上で書類の性別や氏名を変更したり、医療機関においてホルモン療法や性別移行などを受けたりする際に、2019年現在の日本社会で使われる診断名。
この用語については、「個人の性同一性そのものを障害とみなして治療する」という誤解も生じかねないことから、アメリカ精神医学会では2013年以降、世界保健機関では2018年以降、「性別違和」に置き換えられ、使われなくなっている*39。
日本社会での用例として、平成十五年法律第百十一号「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」*40、日本精神神経学会「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第 4 版改) 」などが挙げられる*41。 国際的な診断基準として、世界保健機関が定めた国際疾患分類 ICD-10、米国精神医学会が定めた診断基準 DSM-IV-TR がある。
診断と治療のガイドラインとして、国際的な組織である Harry Benjamin International Gender Dysphoria Association による『Standards of Care for Gender Identity Disorders, sixth version』。 - 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律
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2003年(平成15年)7月10日に成立した日本の法律。
通称「GID特例法(ジー・アイ・ディーとくれいほう)」といわれる。
日本の法律においては、母体保護法(旧名:優生保護法)にて、理由なく生殖機能を失う手術をしてはならないと定められている(第6章第28条)*42。
1960年代には、この法律を根拠に、男性とされて生まれた患者が女性として生きるための手術を行った医師が摘発されるという「ブルーボーイ事件」が起こった*43。こうした経緯から、社会制度設計上、母体保護法に抵触しないよう性別適合手術を行うために特例法が整備された。 - 当店では【男性】に戸籍を変更された方のご利用はお断りしております。
- トランスジェンダー(英:Transgender)
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生まれた時に割り当てられた性別を越えて生きることを望む人々の総称。
トランス(Trans)はラテン語由来の英語接頭辞で、「(境界を)越えていく」「こちらからあちらへゆく」などを意味する。
ジェンダー(gender)は英語で「社会的性」。
ジェンダー・セクシュアリティ史研究者の三橋順子氏は、日本語で「性別越境者」という訳語を当てている*44。
トランスジェンダーという表現は、身体的特徴、書類上の性別、見た目、日本社会で性同一性障害の診断を受けているかどうかなどに関わりなく、「生まれた時に割り当てられた性別を越えて生きることを望む人々」を広く指す言葉で、英語では「大きな言葉の傘の下に多様な人々がいるようだ」ということから「アンブレラターム(傘語)」と言われる。経緯においては、「性同一性障害」は医学者が外から名付けた病名であるのに対し、「トランスジェンダー」は当事者たちが名乗りだしたアイデンティティであるという違いがある。
米国でLGBTにまつわる表現のあり方を定める非政府組織GLAADは、メディア向けガイドラインにおいて、「トランスジェンダーは名詞ではなく形容詞だ」としている。例を挙げると、「Aさんはトランスジェンダーだ」「イベントには多数のトランスジェンダーが参加した」など名詞として表現した場合、「トランスジェンダー」という種族のようなものが存在するように聞こえてしまうので、あくまでも同じ人間として、本人の自認を尊重しながら「Aさんはトランスジェンダーの女性だ」「イベントには多数のトランスジェンダーの人々が参加した」などとすべきである、としている*45。 - シスジェンダー(英:Cisgender)
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生まれた時に割り当てられた性別をそのまま生きている人々の総称。
シス(cis)とはラテン語由来の英語接頭辞で、「こちら側のもの」を意味する。トランス(trans)の反対語。「シス男性」「シス女性」といった使い方をする。シスジェンダーであり、なおかつ異性愛者(ヘテロセクシュアル)である人を、俗に「シスヘテロ」「シスヘテ」と呼ぶこともある。
1994年、ミネソタ大学の生物学者ダナ・レラン・デフォッス(Dana Leland Defosse)氏が使ったのが初出と言われる。2015年にはオックスフォード英語辞典にも掲載された*46。トランスジェンダー(transgender)同様、英文法上は名詞ではなく形容詞である。 - FtM
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女性とされて生まれ、男性の性自認をもって生きる人の総称。
FtMとはFemale to Maleの略。
FtMの人でも恋愛や性対象が必ずしも女性というわけではなく、男性を恋愛・性愛対象とする「FtMゲイ」というあり方もある。本人が自認していない、呼ばれたくない性別の頭文字(女性を意味するF)が残る表現であることから、世界的には「トランス男性」という表現に切り替えられている*47。 - FtX
- 女性とされて生まれ、女性でも男性でもない性(Xジェンダー)を生きるあり方。Female to Xの略。
- Xジェンダー
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自分の性別を男性であるとも女性であるとも規定しない人々の総称。和製英語である*49。英語で言う「Genderqueer」に近い。
Xジェンダーを自認する人々の中でも認識には多様な個人差があり、代表的なものは「無性」「中性」「間性」「両性」「流動的」などである。男女二元論的な性別の枠組みの外側に出るというあり方、性別という枠組みそのものを疑い挑むというあり方も内包される。
レズビアン用語の見た目で判別する中性タチ、中性リバ、中性ネコなどの「中性」とはまた異なる。 - MtF
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男性とされて生まれ、女性の性自認を持って生きる人の総称。
MtFとはMale to Femaleの略。
女性を恋愛・性愛対象とする「MtFレズビアン」というあり方もある(後述)。 本人が自認していない、呼ばれたくない性別の頭文字(男性を意味するM)が残る表現であることから、世界的には「トランス女性」という表現に切り替えられている*47。 - MtFレズビアン
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男性とされて生まれ、女性として生き、女性を愛する人。「MtFビアン(エム・ティー・エフ・ビアン)」とも言う。
日本では、GID特例法に則り、性別適合手術ののちに法律上の性を女性に改めるMtFレズビアンもいる。同時に、法律上の性をあえて男性としたまま、女性名への変更や、女性としての社会生活を送るMtFレズビアンもいる。この場合には、戸籍上男性として扱われるため、戸籍上女性のパートナーとの婚姻手続き、事実上の同性婚が可能となる。
2012年には、MtFレズビアンであることを公表している、NPO法人PROUD LIFE代表の安間優希(あんま・ゆき)氏が、シスジェンダーのレズビアンである安間梓(あんま・あずさ)氏と婚姻届を提出、受理された*50*51。
フィクション作品では、2018年にNHKドラマ化された坂木司の小説「女子的生活」*52、2008年に刊行された金田一蓮十郎の漫画「マーメイドライン」*53などにMtFレズビアンの人物が登場する。
一部、「レズビアン」「MtFレズビアン」を偽称して、次のような行為を働く者もいる*54。
・ネットでレズビアンの個人情報を聞き出した後、「レズビアンとバラされたくなければ裸の写真を送れ」などと脅迫する。
・ネットでレズビアンとやりとりして仲良くなった後、拾った画像を自分の写真だと偽って送信、「可愛いですね。もっと見せてくれませんか?」などと言ってエロ画像を送信させようとする。
このような者はそもそも「MtFレズビアン」とは言えない。加害者は多くの場合、詐欺・脅迫目的でレズビアンを詐称するシスジェンダーの異性愛男性である*55。
身を守るためには、このようなケースを知っておき注意すること、万一のトラブルの際には自治体のLGBT相談やLGBTに詳しい弁護士に相談すること、といった対策が考えられる。
当店では専門の弁護士と連携の上、万全の対策を講じております。また、18歳以上の戸籍上女性の方であればMtFレズビアンの方もご利用いただけますが、キャストによってはご案内できない場合もございます。
場合によっては①性別のわかる身分証(保険証など)と②顔写真付きの身分証(免許証など)の2点のIDチェックをお願いしております。男性が戸籍を偽り予約した場合は、直ちにご案内を中止し予約していたコース料金の全額を必ず回収します。
お客様とキャストの安全のため、ご理解を賜りますようお願いいたします。 - ノンホル/ホル済み
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「ホル」は、ホルモン投与の意味。
ホルモン投与している場合は『ホル済み』、ホルモン投与していない場合は『ノンホル』 - ノンオペ/オペ済み
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「オペ」は、その名のとおり、乳房切除などの「手術」の意味。
「オペ済み」「ポスオペ」……手術をしている場合
「ノンオペ」……手術していない・するつもりがない場合
「プレオペ」……手術するつもりだがまだしていない、手術前の状態である場合 - GID診断済み
- 医療機関などによって『性同一性障害(GID)』と診断された場合など
- なお、当店ではトランスのキャストの在籍やキャスト募集はしておりません。
LGBT用語
LGBT LGBTフレンドリー レインボーフラッグ アライ ヘテロフレキシブル ホモフレキシブル セクシャルマイノリティ 性的指向 性的嗜好 性表現 クィア クエスチョニング ゲイ ゲイリブ クロスドレッサー トランスヴェスタイト おかま おこげ おなべ ナベシャツ トラニーチェイサー セパレイティスト ポリセクシャル ポリガミー モノガミー ビアンバー ビアンイベント ミックス
- LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)
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レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった頭字語。
狭い意味ではこの4つを指す。広い意味では、この4つをはじめとして、いわゆるセクシュアルマイノリティの総称として使われる。
この4つに入らない人も、また、例えば同じ「L」とされる人の中でも本当に人それぞれなのだということを示すために、複数形で「LGBTs」、+マークをつけて「LGBT+」とするなど、様々な表記が存在する。日本の法務省はクィア(普通を疑う人)・クエスチョニング(自分のあり方を決めつけない、決めていない人)の頭文字Qを加えて「LGBTQ」とした。
国連やホワイトハウスは「LGBT」表記である。
日本ではSNSなどで、自分の当てはまるアルファベットだけを大文字にしたりカッコでくくる、例えば「lgBt(=バイセクシュアルです)」「(L)GB(T)(=レズビアンであり、トランスジェンダーでもあります)」といった表記も生まれた。
アメリカの社会運動発祥の言葉。人間の種類を示す言葉ではなく、ある種のチーム名のようなものとして捉えた方が正確。また、対義語は「異性愛者」ではないことにも注意。LGBTでありなおかつ異性愛者である人、例えば「トランスジェンダーの異性愛者」も存在する。反対語をあえて表記するなら「非LGBT」「LGBTではない人」となどとなるだろうか。
LGBTの4文字に落ち着くまでには次のような歴史がある。1960年代アメリカにおいて、それまで「変態(queer)」「性的倒錯者(pervert)」などと呼ばれ、矯正と称した拷問行為や、「書類の性別に従った服装をしないのは詐欺罪」とする不当逮捕などに苦しんでいた人々が、「変態でも性的倒錯者でもない。私たちは明るく楽しい人たちだ」と、英語で「明るく楽しい」を意味する「ゲイ(gay)」を自称し始めた。この時点では、今でいうレズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーも「ゲイ」に含まれていた。 しかし、アメリカにおけるゲイ解放運動が、「ゲイは会議のテーブルについているのにレズビアンはコーヒーの準備をさせられていた」というような男性中心主義的なものであったことから、1970年、レズビアンの文筆家・社会活動家であったデル・マーティン(Del Martin)が、レズビアンの分離独立を宣言*56。80年代中旬には「レズビアン&ゲイ」という呼び方が広まった。続いて、かつて「同性愛か異性愛か決められない奴らだ」とレズビアン&ゲイ運動から排除されてきたバイセクシュアルを加えた「Lesbigay(レズ・ビ・ゲイ)」という表現になった。1993年、米国ネブラスカ州のFtMトランスジェンダーが暴行の末殺害されるという「ブランドン・ティーナ事件」を機に、Trans Americaほかトランスジェンダーの権利団体が多数組織され、1995年にはそれらが「GenderPAC」という連盟を形成。トランスジェンダーの頭文字Tが加えられ、「LGBT」という頭字語が確立した*57。
こうした経緯から、「LGBは性的指向のことだがTは性自認のことなので同列に扱うべきでない」とする「Drop the T(Tを落とせ)運動」、「女性解放運動はゲイ解放運動と別個になされるべきだ」とする「Drop the L(Lを落とせ)運動」、「バイセクシュアルという概念は男女二元論的であり旧来の性別概念を強化してしまう」という「Drop the B(Bを落とせ)運動」もアメリカでは発生している*58。要するに、Gから始まり、LGBTに分離したのち連盟となったが、G以外は脱退宣言も行われている、という状態である。 - LGBTフレンドリー
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LGBTの人々に対して友好的である、と表明するときに使われる言葉。
個人、店舗、政策、国家、サービスなど、さまざまな主体によって表明される。方法としては、LGBTコミュニティの象徴として1978年にアーティストのギルバート・ベイカー(Gilbert Baker)が考案した6色の虹の旗・レインボーフラッグを掲示する、LGBTフレンドリーという文言を使用する、といったものが代表的である。
しかし、LGBTフレンドリーであるかどうかをはかる客観的・国際的な判断基準は存在せず、主観的な表明にとどまることが多い。
ある国家が旅行先としてLGBTフレンドリーであるかどうかをはかる基準の一つとしては、ドイツの企業GayGuide UGが手がけるLGBTの観光客向け旅行ガイド「スパルタクス・インターナショナル・ゲイ・ガイド」が挙げられる*59。「同性間で婚姻制度が使える」「トランスジェンダーの人権にまつわる法制度がある」などをプラス評価、「LGBTの人々を標的にしたことが明らかである殺人事件があった」などをマイナス評価とする採点基準で、2019年度版において日本はスコア0の68位に位置している。
同義語:アライ(英:Ally) - レインボーフラッグ (英語: rainbow flag, pride flag, LGBT pride flag, gay pride flag)
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LGBTコミュニティのシンボルとして、アメリカのアーティストである故ギルバート・ベイカー(Gilbert Baker)によりデザインされた、6色の虹の旗。もっとも広く使われているデザインは、上から赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫の横縞のものである。
初出は1978年6月25日の、サンフランシスコ・ゲイ・フリーダム・デイ・パレードであった。それまでアメリカのLGBT社会運動においては、かつてナチスドイツが男性同性愛者を強制収容所に送還する際に目印としてつけていたピンク色の逆三角形を正位置にひっくり返したもの、「ピンクトライアングル」が使われていた。しかしながら、「ナチスドイツに由来する暗いシンボルより、何か新しく美しいものを使おう」という需要に応える形で、ピンクトライアングルのピンク色を一番上に加えた8色の虹が考案された。のちに大量生産の必要が生まれたこと、ピンク色を持っている染色工場が少なかったことから、6色に減色されたバージョンが考案された。ベイカー氏はこの6色の虹を「コマーシャルバージョン」と呼んでいる。
なお、発案者のベイカー氏はこのデザインについて商業的権利を主張しなかった。2016年のインタビューでは、「虹は、誰のものでもありません(中略)誰か特定の人がレインボーフラッグの所有権を持ってしまったら、今のような力は失ってしまうんですよ。」と語っている*60。 - アライ(英:Ally)
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ストレート(異性愛者)の立場から、LGBTの個人の仲間であることを表明し、LGBTの社会運動に協力する際に名乗る言葉。元々は「仲間」を意味する英単語。ストレートアライ(Straight ally)とも言われる。
同義語:LGBTフレンドリー - ヘテロフレキシブル(英:Heteroflexible)
- 「自分は異性愛者だが、いずれ自分が同性を恋愛・性愛の対象とすることにも抵抗はない」というあり方*61。
- ホモフレキシブル(英:Homoflexible)
- 「自分は同性愛者だが、いずれ自分が異性を恋愛・性愛の対象とすることにも抵抗はない」というあり方*61。
- セクシャルマイノリティ(英:Sexual Minority)
-
性的少数者。
略して「セクマイ」とも言う。
「性のあり方が、社会制度設計上の想定範囲外とされているか、もしくは意図的に排除されているために不利益を被る人」を指す。2019年現在の日本社会で具体例を挙げるならば、婚姻制度から排除された同性愛者の人々や、書類上で男性もしくは女性のカテゴリしか存在しないために求職活動に支障をきたすことがあるXジェンダーの人々などが挙げられる。
マイノリティ(minority)は日本語で「少数者」「少数派」などと訳されるが、社会的マイノリティが数の上で少数であるとは限らない。語源であるラテン語には「劣勢であること」などの意味がある。そのことを示す具体例としては、少数の白人が多数の黒人を抑圧し、社会設計上で劣位に置いた、アパルトヘイト政策下の南アフリカが挙げられる。
マイノリティ(minority)の対義語は、マジョリティ(majority)。 - 性的指向(英: Sexual Orientation)
-
性的指向とは、いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするかをいう、人間の根本的な性傾向のことを指し、性指向ともいう。
無意識に形成されるとされ、大きく「異性愛(ヘテロセクシャル)」、「同性愛(レズビアン、ゲイ)」、「両性愛(バイセクシャル)」に分類される。
性的指向を持たない場合は「無性愛(Aセクシャル)」となり、Aセクシャルを便宜的に性的指向の中に分類する場合もある。 - 性的嗜好(英: Sexual preference)
-
何に対して性的に興奮するか。
例として、脚フェチ、制服マニアなど。
性的指向が、相手まるごとに対して持続的に向かうものであるのに対し、性的嗜好は相手の一部分を一時的な興奮材料とする。
ただし、特定のカテゴリ全体を、性的嗜好もしくは性的指向と断じるのは難しい。異性愛を例にとれば、異性同士で持続的なパートナーシップを結びたいという性的指向も、異性を性的興奮材料とするという性的嗜好も同様にありうる。
同性愛が矯正可能な嗜好とされ迫害されてきたという背景から、「同性愛は性的指向である。他の性的嗜好と違って尊重されるべきである」という言説も浮上した。しかし、特定のカテゴリを指向もしくは嗜好と断じることや、いずれかが優れていると考えることが、その対象とされた人々の同意を得られる行為であるとは限らない*63。 - 性表現
- 見た目、服装、ふるまい、言葉遣いにいわゆる「女性っぽさ」「男性っぽさ」あるいは他の要素をどのように取り入れているか。
- クィア(英:Queer)
-
性について「普通」とされることを疑い、規範に抵抗し、人それぞれがバラバラに異なったまま共に生きる方法を探る立場。
例えば、「男/女」「同性愛/異性愛」といった、人々を二分するような二項対立的価値観を問い直したり、社会的に「よくないもの」というレッテルを貼られた差別用語や暗い歴史にフタをしてしまうことなく、開き直ってあえて名乗ったりするような政治的態度のこと*64。
クィア(queer)とは、もともとは「変態」を意味する英単語で、セクシャルマイノリティに対する蔑称として使われていた。しかしながら、蔑視の対象となっていた者たちが、「変態ですがなにか?」という形での自称として使い始めたことで、蔑称が自称として取り戻されたという経緯がある*65。
現在クィアという言葉は、セクシャルマイノリティの総称として使われたり、「クィア理論」という学問の名前として使われたり、Netflix制作のバラエティシリーズ「クィア・アイ」を代表例にポップカルチャーと融和したりといった傾向を示している。 - 1990年代ごろから、セクシュアル・マイノリティたちは、侮蔑用語となった「クィア」を、異性愛を規範とする社会に違和感を覚える性的指向、性自認、性のあり方、およびそのような自分達を言及する際の適切な用語として、自己肯定的に、ラディカルに用いる言葉に使用するようになった。
- クエスチョニング(英:Questioning)
- 自らの性のあり方について、「まだ決めていない」もしくは「決めつけないことにした」というあり方。後者を「選択的クエスチョニング」と呼ぶ場合もある。日本語では「問性愛者」という訳語を当てる。また、自らのセクシュアリティがなんであるか迷っているという場合、俗に「セク迷子」を自称することもある。
- 「セク迷子(セクシャリティ迷子)」・・・自分のセクシャリティを「迷っている」「まだ探している」状態やそういった人。
-
「LGBTQ」・・・時にLGBTの後に続く語として"Q"の文字を追加される場合があり、その場合の"Q"は、クィアまたはクエスチョニングのいずれかを指す。
「LGBTQA」・・・LGBTQからさらに拡張して無性愛(Asexual)を含むこともある。 - ゲイ
- 男性同性愛者。もともと「明るく楽しい」を意味する英単語で、かつてアメリカ英語では、女性同性愛者・両性愛者・男装者・女装者・トランスジェンダーなどを広く指して「ゲイ」と言っていた。その名残で、現在でも女性同性愛者を指して「gay woman(ゲイ・ウーマン)」ということがある。
- ゲイリブ(英:Gay liberation)
-
「ゲイ解放運動」(gay liberation)の、日本語における略称・通称*66。
男性同性愛者のみならず、セクシュアルマイノリティ全体に対する抑圧や不平等な取り扱いを解消しようとする運動のこと。
日本では1995年、青土社の月刊誌「imago」が「ゲイ・リベレーション」の特集を行った*67。 - クロスドレッサー(英:Cross dresser,CD)
-
異性装者。
男装した女性や女装した男性など自らの性別とは異なる性の服装を好んで着用する人達の事。 - トランスヴェスタイト(英:Transvestite)
-
異性装者。
主に、アメリカで「トランスジェンダー」という概念が確立していなかった80年代ごろまで、手術などにより肉体的性別を移行するものを「トランスセクシュアル」、服装などにより性表現上の性別を移行するものを「トランスヴェスタイト」として区別していた。
用語の考案者は、ドイツの性科学者マグヌス・ヒルシュフェルト。ラテン語で「越境」を意味する「トランス(trans)」と、「服を着ている」を意味する「ヴェスティトゥス(vestitus)」からなる造語で、1910年に「異性装者たち(Die Transvestiten)」という論文の形で発表された*68。
俗に、トラヴェスティ(Travesti)ともいう。略称は「TV」。 - おかま
-
男性同性愛者や、女性的に振る舞う男性を指す言葉。蔑称として使われた経緯も、当事者があえて自称した経緯もある。蔑称とされた経緯があること、また正式名称ではないことから、他者を指して使用すること、公的な場で使用することは避けるべきであると考えられる。
語源については諸説ある。
・江戸時代から「尻」や「肛門性交」を指す隠語であったとする説
・男性が男性への性的サービスを含む接客をした「陰間茶屋」の従業員、陰間(かげま)の「げ」が抜けたとする説
・政治運動家で飲食店経営者でもあった東郷健により提唱された、サンスクリット語で「愛」を意味する「カーマ」に由来するという説
2001年には、「おかま」を自称して政治運動を行った東郷健について、週刊誌「週刊金曜日」が「伝説のオカマ」という文言でルポルタージュを掲載。これを機に、「おかま」という呼称を巡って一大論争が起こり、のちにポット出版より『「オカマ」は差別か 『週刊金曜日』の「差別表現」事件: 反差別論の再構築へ』という書籍にまとめられた*69。 - おこげ
-
ゲイ、ニューハーフ、ドラァグクィーンなど、シスジェンダー異性愛男性ではない人のファンとしてついてまわる女性のこと。
語源は「いつもおかまにくっついている」ことからの連想。
1992年には、ゲイカップルについてまわる女性を主題とした映画「おこげ」も公開された。 - おなべ
-
「おかま」の対義語。女性とされて生まれ、男性として振る舞う人を指す言葉。特に「おなべバー」など、接客業、また接客業に従事する人を指していうこともある。
「おかま」同様、蔑称である場合も、あえての自称である場合もあるが、基本的に他者を指して使うこと、また公的な場で使うことは避けるべきである。
ちなみに、「おなべ」について回るシスジェンダー異性愛男性のことを「おすす」と言う。
90年代ごろまでは、「ミス・ダンディ」という言い方もあった。 - ナベシャツ
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胸を押さえて目立たなくするために着用する肌着の俗称。
特に、マジックテープで固定するタイプのものを「バリバリ」と言うこともある*70。 - トラニーチェイサー(英:tranny chaser)
-
トランスジェンダーの追っかけ。また、トランスジェンダーを恋愛・性愛・フェティシズムの対象とする者。
トラニー(tranny)は英語のスラングで、トランスジェンダーのこと。チェイサー(chaser)は英語で「追うもの」を意味する。「トラニー」「トラニーチェイサー」ともに蔑称として使われた経緯もある言葉なので、自称するときを除いては注意すべき表現である。
2009年には、ドラァグクィーンのルポールが「Tranny chaser」という楽曲を発表している*71。 - セパレイティスト(英:Separatist)
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男女分離主義者。
男性と関わりを持たずに、女性だけの独立した世界を理想とする人。 - ポリセクシャル(英:Polysexual)
-
性別のカテゴリを男女だけではないと考えた上で、複数の性別を恋愛対象とする人。
複性愛。「Poly」はギリシャ語由来で、「複数の」を意味する英語接頭辞。対義語は「モノセクシャル」。同性愛や異性愛もモノセクシャルの一種であると言える。 - ポリガミー(英:Polygamy)
-
同時に複数の恋人と付き合う人、付き合える人。(対義語:モノガミー)
本来の意味は「複婚」という意味で、3人以上の間、もしくは一夫一妻以外の結婚または配偶システム。 -
「ポリアモリー(英: Polyamory)」・・・複数恋愛。付き合う相手、親密な関係を同時期に、一人だけに限定しない可能性に開かれていて、全ての関係者が全ての状況を知る選択が可能であり、全員がすべての関係に合意している、という考え方に基づく行為、ライフスタイル、または恋愛関係のこと。
要は、複数の恋人と付き合える人が三人以上全員が合意の上で全員が恋愛を結ぶこと。 - モノガミー(英:Monogamy)
- 特定の恋人一人だけと付き合う人、付き合いたい人。(対義語:ポリガミー)
- 「モノアモリー(英: Monoamory)」・・・相手と自分、一対一でお互い合意の上で恋愛を結ぶこと。
- ビアンバー
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レズビアンバーの略。
レズビアンをターゲットにしたBARの意味。 - ビアンイベント
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レズビアンイベントの略。
レズビアンが集まるイベントの意味。 - ミックス(英:Mix)
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主にレズビアンや女性を対象にしたバーやイベントで、男性の入店・入室も許可していること。
特に、「ゲイ男性を主な客層としているが当てはまらない人も入店できる」ことを指して「ゲイミックス」と言う場合もある。 - ミックスBARを含むビアンバーやビアンイベントへはキャストとの入店は出来ません。
百合用語
- 百合(ゆり)
-
女性同士の深い絆や関係性、また、そうした関係性を描いたフィクション作品のこと。
1970年代、男性同性愛者向け雑誌「薔薇族」が、女性同性愛者の交流のための当初コーナー「百合族」を設けたことが語源である。
90年代半ばまでは、「百合族」という形で、現実のレズビアンを指す俗語として使われた*72。 2005年には、一迅社より、百合作品専門のコミック誌「コミック百合姫」が創刊。
2014年には、青土社の月刊誌「ユリイカ」が百合特集号を刊行。漫画家・天野しゅにんた氏による、『私が今まで聞いた中で一番納得した説明は、森島明子先生がおっしゃっていたものですね。「レズは一人でいてもレズ。百合は二人いるのを外から見て決めるもの。本人たちがどう思っているかはともかく、外部から見てはじめて百合は百合になる」』という発言が話題となった*73。
日本語由来の外来語として、英語およびフランス語でも「Yuri」と言われる。アメリカには「Yuricon」という百合イベントが、フランスには「Yaoi yuri con」という百合・BLイベントがある。
百合ファンの蔑称または自虐的自称として、「百合厨(ゆりちゅう)」「百合豚(ゆりぶた)」がある。また、百合ファンの男性を特に「百合男子」と言うこともあり、一迅社より同名の漫画作品も刊行されている*74。
フィクションか否か、肉体関係があるか否か、二次元か三次元かなどといった基準で、「百合」と「レズ」の間に線引きをしようとする論争もあるが、この論争は百合ファンの間で俗に「戦争」扱いされており、統一的見解はない状態である。 - ガールズラブ(Girl's Love)
-
女性同士作品の総称、または、個別的な女性同士の友愛関係を指す。
レズビアンと百合や百合とガールズラブでは、人により含める範囲が異なる。GLと略す場合もある - カップリング(カプ)
-
キャラクター同士の組み合わせのこと。
どちらが攻め(タチ)でどちらが受け(ネコ)なのか等、どういうカップルであるのかまで含めて用いられる場合が多く、同じ作品でも鑑賞者の感覚により異なってくるため、ファンの間で度々カップリング論争が起こる。百合っぷる(百合+カップル)という言葉もあるそうです。 -
公式カプ・非公式カプという派生表現もあり、公式作品の中で明示されている組み合わせは「公式(カプ)」。
公式の枠や設定外の組み合わせ(作品では多く取り上げられていないけれど、自分は百合だと思うカップリング)を「非公式(カプ)」という。 - エス
-
明治〜昭和初期の女学生の間で使われた、上級生と下級生の間の、疑似姉妹のような恋愛のような強い絆を指す言葉。英語のSisterの頭文字に由来し、「おめ」よりもおしゃれな表現とされた*75。
揃いのリボンを身につけたり、文通をしたりといった交際を行なった。日本文学においては、吉屋信子「花物語」や、中里恒子の原作に手を加えた川端康成が川端名義で発表した「乙女の港」などにエスの文化が描写されている。
エスの関係にある女学生、また、女性同士の間で交わされた手紙を、1912年、詩人の溝口白羊が「現代少女書簡文範」という書籍にまとめている*76。 - おでや(オデイア、おでいあ)
-
女性同士の親しい間柄。
英語で「ああ、愛しい人よ」を意味する「Oh dear」の日本語音写で、「あのひととあのひと、オデイアよ」というような形で使われた*77。 - お姉様
- エスの関係にある女学生同士で、下級生から上級生に呼びかけるときにしばしば使われた表現。こうした時代を描く百合作品にも登場する。
- スール
- 1998年から刊行され、後世の百合作品に多大な影響を及ぼすことになった、今野緒雪によるライトノベル作品「マリア様がみてる」シリーズの用語。作中に登場するリリアン女学園の制度の一つとして描写されており、「上級生と下級生が姉妹の契りを結ぶ」ことを意味する。語源はフランス語で姉妹を意味する「soeur」。
エンタテイメント用語
下記の用語は、作品に登場する人物が実際にレズビアンであるかどうかにかかわりなく、ジャンル名として使われます。
- ソフトレズ
- 女性同士での、腕を組んだりキスをしたりなどといった、軽いいちゃつき。また、そのようなシーンを含む娯楽作品。90年代半ばの言葉である*78。
- ハードレズ
- ハードレズは、ペニバンなどのアダルトグッズの多用、その他、アナルやフィスト、緊縛などのSM要素など、いわゆるレズプレイでもハード要素を扱った作品。
- レスビアンショー
-
ストリップ劇場などでの女性同士の性行為を見せる興行
レズビアンではなくレスビアンともいった。
なお、白を女性、黒を男性に見立てた白黒ショーから、女性同士の興行を「白白ショー」ともいう。 - レズバトル
-
女性同士が性行為中、主導権を奪い合い、お互い相手をイカせる対決のことをいう
レズバトルは、基本的には勝敗があり、イカセると勝ち、イクと負けとなる。
タチネコなどのセクなどは関係なく、互いが攻め合う(イカセ合う)作品やプレイのことをいいます。 - キャットファイト(Catfight)
-
女性同士の喧嘩を見せる興行や、映像作品のこと。
1854年には、「キャットファイト(catfight)」という言葉はすでに、女性同士の喧嘩を意味する言葉としてオックスフォード英語辞典に収録されている*79。そこから約100年の時をかけて、女性同士が甘いゼリー液にまみれて戦う「ジェロファイト(Jello fight)」、泥にまみれて戦う「マッドファイト(Mud fight)」などの様々な興行が発達していった。
日本においても2001年、キャットファイト組織「CPE(キャット・パニック・エンターテイメント)」が発足*80。80リットルのローションにまみれて戦う「ローションマッチ」、お互いに相手の服を剥ぎ取りあって下着一枚になった方が負けという「追い剥ぎマッチ」、バナナを使っていかにセクシーに見せるかという「バナナマッチ」などが行われている*81。 - 女斗美(めとみ)
-
女斗美とは、日本において女性同士の格闘、及び、それに対する嗜好をさす言葉。女闘美ともいう。
日本では、娯楽的に行なわれて来た「女相撲」が女斗美の基本であった*82。
西洋ではキャットファイトと呼ばれ、女性同士がつかみ合いの喧嘩の末髪をつかむ、お互いの衣服をびりびりに引き裂くなどして最終的には裸にしあうという見世物的な女性格闘が一部で好まれた。 - 女相撲
-
女相撲とは、女の取り組みによる相撲を見せることを目的とする興行。
現在のアマチュア競技としての「女子相撲」とは全くの別物で、女性が乳房もあらわに、なりふりかまわず戦う姿を見て楽しむもので非常に通俗的なものであった。
「女相撲」に関する日本最古の文献は「日本書記」というのが定説となっている*83。 腕に自信のある木工職人が、どんな状況でも失敗はしないと豪語するので、時の帝であった雄略天皇が、その職人の目の前で女官2人をふんどし一丁にして相撲を取らせ、それに動転した職人は案の定、手元が狂い、それ見たことかと帝が職人を処刑しようとした記述がある*84。
江戸時代には既に上半身裸、まわしをして行なわれるお座敷芸、見世物としての女相撲が行なわれていた。 - レズSM
-
女性同士で行なうSMプレイ、又は、それを見せる興行や作品。
女性同士のSMプレイは、Femfemと呼ばれることもある。*84
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